きららエコフィードは、株式会社宇部衛生工業社の食品リサイクル事業で、山口県内のスーパー、コンビニの賞味期限切れ商品や、学校・ホテル・レストラン・食品工場等から排出される残飯・厨芥などの事業系生ゴミを、家畜用エコ飼料(きららミール)にリサイクルし、資源の有効利用の推進、循環型社会への貢献を目的としています。 生産したエコ飼料は、「きららミール」の製品名称で畜産農家に販売します。
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12.1t/日(最大能力)
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約2t/日(処理量最大時)
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- 一般廃棄物処理施設(設置許可済)
- 一般及び産業廃棄物処分業許可(施設完成後に許可申請)
- 食品リサイクル法登録再生利用事業者(施設完成後に許可申請)
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きららエコフィードの食品リサイクルシステムフロー
きららエコフィードを中心とした食品リサイクルの仕組みは、地域で発生した食品廃棄物からエコ飼料(きららミール)を生産し、それを地域の畜産業で利用してもらうことにより、地産地消・地消地産型の食品循環リサイクルを実現します。
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きららエコフィードの処理フロー
きららエコフィードは、食品関連事業者から排出された食品廃棄物を収集(もしくは持込)により回収します。回収した食品廃棄物は、異物除去や細断処理等の前処理を行い、処理システムの中心である減圧乾燥機により乾燥処理を行います。
乾燥した食品廃棄物は、その後、脱脂処理(余分な油脂の絞り出し)、成分検査等を経て製品(きららミール)となります。
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減圧乾燥システムの特徴
減圧乾燥方式による乾燥処理は、低温乾燥であるため蛋白、でんぷんや糖質の変質を抑え、栄養価が高くミネラルを豊富に含んだ飼料を生産することができます。
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きららエコフィードの環境対策
きららエコフィードは廃棄物処理施設として、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の施設設置場の技術基準や施設の維持管理基準を満足しています。
また、食品廃棄物の飼料への再利用は、従来の埋立や堆肥化処理と異なりメタンガスを排出しないので地球温暖化物質の排出量が少なく、地球環境にとっても有利な点があります。
(当社の試算では、10tの食品廃棄物を「きららエコフィード」にて処理する場合と埋立やメタンガス回収を行わない堆肥化処理をする場合とを比較すると、地球温暖化物質の排出量は約1/7と「きららエコフィード」の排出量が少なくなっています。)
- 水質処理
- 施設からの排水は、敷地内の排水処理施設にて処理を行います。
- 処理水は「容器洗浄」「機器・床洗浄」等に循環利用します。
- 余剰水については、宇部テクノパーク内の汚水ポンプ施設に送ります。
- 排出水については、宇部テクノパークの受入水質基準(BOD10mg/l)を順守します。
- 悪臭処理
- 施設内で発生する悪臭は、吸気ブロワにより強制吸気し脱臭処理装置にて臭気の除去処理を行います。
- 収集した食品廃棄物は腐敗等が起こらないよう迅速に処理を行います。
- 収集した食品廃棄物の保管が長時間にわたる場合は緊急用保冷庫にて保存を行います。
- 騒音振動対策
- 周辺への影響が可能な限り低減するよう機器配置を行っています。
- 機械の点検管理を行い、故障等による異常な騒音や振動が発生しないよう管理します。
- 地球温暖化物質の排出
- 電気、水道、重油は、極力無駄使いしないよう注意します。
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きららエコフィードを利用するメリット
「再生利用」は、「発生抑制」についで優先順序が高く、実施率の目標達成には最も取り組みやすく効果が高い方法です。きららエコフィードでは、食品廃棄物を乾燥して飼料化するので、地球温暖化物質であるメタンガスの発生を抑えた環境に優しい方法で「再生利用」できます。

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グーグルの検索サイトから食品リサイクルに関する情報を提供します
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きららエコフィードはお客様の声から学びます
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